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◆京都の和菓子店・甘味処◆ 


bS1 通円(圓)茶屋・・抹茶パフェ

平安末期の創業・・851年の歴史


京都府宇治市宇治東内1・宇治橋東詰め 

 2011.7



宇治橋東詰、京阪宇治駅徒歩1分に位置する。創業は平安末期の永暦元年(1160)、今から851年前にさかのぼり、老舗中の老舗。現在は24代目が当主となっている。

元祖・通円政久は源頼政の家臣で、宇治橋東詰めに庵を結ぶ。1180年、後白河法皇・第三皇子の以仁王の挙兵(平氏打倒)に馳せ参じ、主君源頼政と共に、討ち死にする。その主従の墓は平等院にあり、静かに眠る。

その後、子孫代々、宇治橋の守護職を賜り、長年に渡り、宇治橋の守護に務める。

現在の建物は1672年、江戸時代の町屋の遺構を取り入れ建てられた。深い前庇と間口が広く、柱が少ないのが特徴。貴重な文化財となっている。蓮の花も美しい。
























■歴史上人物との関わり

初代・・源頼政家臣

第七代・・15世紀半ば、一休和尚と親交があり、和尚が家に訪ねてきて、書を認め残している


第十代・十一代・・橋の守護職だった当主は、豊臣秀吉の命を受け、宇治川の水を汲み上げ、その水で茶会(於、伏見城)がしばしば催された。その時に用いられた利休作の釣瓶(つるへ)は、今でも当家に大事に保管されている。

★足利義政・豊臣秀吉・徳川家康、諸大名が茶屋に寄り、茶を召したことが記録に残されている。












■文学作品との関わり・・吉川英治『宮本武蔵』に通円茶屋、登場

武蔵の恋人・お通は宇治橋あたりで、武蔵の弟子と遭遇する。さぼって牛方から叱られていた弟子の城太郎をお通が救う。二人が通円茶屋で一服しているときに、城太郎が武蔵の弟子であることを知り、武蔵に再会できる機会がめぐってくる・・・

●枯れた味わいのテーブルと椅子、ピアノ













●席から見える庭園・宇治川・宇治橋の景色もすてきです
















■無農薬・有機栽培にこだわり製法された茶を使用

●抹茶パフェ(830円)・・抹茶アイスも栗の甘露煮もおいしい 

●玉露・抹茶・煎茶・茶だんご・茶煎餅・茶羊羹・茶飴・抹茶プリン・・と多数揃える

●通円さわらび店・・宇治上神社遺跡・石敷庭園が敷地の藤棚の下にある

















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