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◆京都の和菓子店・甘味処◆ (2006.9月〜)



N05.柳苑(りゅうえん)・・代表銘菓「楽石(らくせき)」「つくばい」

中京区下御霊前町 2006.10.3


●龍安寺・萬福寺・大覚寺・妙心寺塔頭御用達


●厚生大臣賞に輝いた「つくばい」・・利休のわび茶の精神を菓子にとり入れる



◆店のモットー

利休の精神である、飾りのない、派手やかでもないけど上品さのあるものを大事にする



下御霊神社の向かいに店があります

●店の入り口には華道「本能寺派」の生け花が飾ってあります















●代表銘菓「楽石」・・わび・さびへのこだわり

あんを落雁で包んだ「楽石」がこの店の代表銘菓です。
菓子の内側は、丹波大納言小豆で作った小倉あんで栗が包まれています。外側の白い落雁は、寒梅粉・餅米の粉・白あんが使われています。押し型で押された「樂」の文字が特徴的です。白い落雁から透けて見えるあんの色彩も絶妙です。季節によって糖度の調節が行われているようです。一見固そうに見えますが、適度な固さとやわらかさがあります。上品な味わいです。同じデザインで抹茶色の「抹茶楽石」もあります(小150円、大250円)















●龍安寺・萬福寺・大覚寺・妙心寺(退蔵院)の御用達銘菓●

☆銘菓「つくばい」(吾れ唯だ足ることを知る)・・・龍安寺
「楽石」と同じ製法・味でデザインされた「つくばい」は、厚生大臣賞を受賞し、観光銘菓として龍安寺や京都駅にもおかれています。この店の代表銘菓といっても過言ではないでしょう。昭和35年、京都の庭園や石庭が世間の注目を浴びてきたころ、「つくばい」を思いついたそうです。















☆銘菓「黄檗山(おうばくさん)」・・・萬福寺
押し型のデザインが5種類あり、黄檗山・葵・雲板などがあります

☆銘菓「嵯峨御所」「嵯峨の月」・・・大覚寺
押し型のデザインは御所に因み、菊花紋になっています

☆銘菓「退蔵院」・・・妙心寺塔頭・退蔵院
押し型のデザインは退蔵院所蔵の国宝「瓢鮎図」の鮎になっています。退蔵院の名園(余香苑)を鑑賞しながら広くゆったりした茶室で、この銘菓と抹茶セットが500円でいただけます。

◆御用達銘菓は、「楽石」をベースにして、それぞれの寺の雰囲気を大切にした仕上げとなっています。柳苑の原点は、「楽石」と「京の庭」です。店のモットーである「派手やかではないが上品さのある」菓子も魅力的ですね。わたしは「つくばい」がとても気に入っています。


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