◆◆新撰組の部屋 史跡をたどる

新撰組・目次に戻る

トップページに戻る

 

★白虎隊 ●実直で純粋な会津魂

(テレビ朝日系 2007年1月6日・7日放送)  
 

【幕末に幕府の力が衰え、京都の治安が悪化していました。そこで京都の守護職として会津藩9代藩主の松平容保に白羽の矢が立ちました。火中の栗を拾うような役を会津藩が引き受けました。こうして会津藩は倒幕運動の矢面に立ってしまいました。会津藩は中国の故事・「玄武、青龍、朱雀、白虎」の四神に因み、玄武隊(50才以上)・青龍隊(36才〜49才)・朱雀隊(18才〜35才)・白虎隊(16才〜17才)と4つの戦隊を組みました。

そのひとつが少年で構成された白虎隊です。1868年の戊辰戦争において、新政府軍の攻撃が激しく、白虎隊も「若松城」を守るために前線にかり出され、その一部の者は若き命を散らします。白虎隊の訓戒「什の教え」は今でも会津地方に伝わっています】


(写真;会津の張り子「赤ベコ」・・たくましく育つようにと牛に願いをかけたもの)


★最近のドラマの中で最も感動したドラマが「白虎隊」です。脚本は内舘牧子さん。制作者の熱意が伝わってくる良いドラマでした。年末年始の番組の中でも「白虎隊」が一番良かったです。

@「目上を尊ばない・礼儀を知らない・感謝の気持ちが無い・物を粗末にする・がまんしない・努力しない・家や家族を考えない・退廃的・・」な現代の若者・酒井新太郎(白虎隊士・酒井峰治の子孫・・山下智久)とその友人・篠田雄介(田中聖)がタイムスリップして会津魂に接して少し人生観を変える・・という設定はとても良かったと思います。

A予告で白虎隊の酒井峰治(山下智久・二役)が自刃するシーンを見せ、「自刃するのだろう・・」と思わせておいて生き延びたのが意外で驚きました。母親(薬師丸ひろ子)が先に亡くなるなど想像もつかない展開でした。演出がうまいな・・と思いました。

B浅井小夜子(黒木メイサ)が篠田儀三郎(田中聖・二役)に渡して欲しいと酒井峰治(山下智久)に託した、だるまの起きあがりこぼしの伏線も、深みがありました。

C現代人に無くなりつつあるすがすがしい生き方・精神に心が洗われるようでした。

D山下智久さん・田中聖さんの起用も良かったと思います。酒井峰治の母親役の薬師丸ひろ子さん、祖母役の野際陽子さん、会津藩家老の西郷頼母(小林稔侍さん)とその妻役の浅野ゆう子さんもしっかり脇を固めて良かったです。


(写真;会津藩殉難者墓碑 京都市・金戒光明寺)


新撰組・目次に戻る

トップページに戻る


FC2 キャッシング 無料ホームページ ブログ blog
SEO [PR] おまとめローン 冷え性対策 坂本龍馬 動画掲示板 レンタルサーバー SEO