奈良・京都・大阪・滋賀の
遺跡ニュース・2008年・2009年
(bS3〜bS9) 

●元々遺跡が好き・・・遺跡に接してタイムスリップ!

私が考古学に興味を持ったのは、大学1年の時からです。考古学研究会で遺跡の発掘をしたり、学生時代友達と明日香村を訪れて、周辺を散策していました。
発掘ニュースを簡単に綴ります。

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bS9 ●2009.11.11 纒向(まきむく)遺跡で邪馬台国・神殿跡?見つかる・・桜井市


奈良県桜井市の纒向(まきむく)遺跡で、3世紀・邪馬台国の卑弥呼の宮殿跡と見られる大型建物跡が東西に4棟見つかったと、桜井市教育委員会が11月10日発表した。ここは箸墓古墳から北に600m、JR桜井線巻向駅の近くに位置する。邪馬台国の神殿となると、観光客が押し寄せ、その経済効果は数百億といわれている。2010年の平城京遷都祭1300年と併せて、奈良の人気スポットになりそうです。

【これまでの経緯】
●実は30年前に建物跡が既にみつかっていて、その頃から重要な建物であるとされていた。
●2007年10月、この遺跡で邪馬台国時代の織物にしか使われなかったベニバナ粉が大量に発見されている。
●今年の3月にも、規則正しく配列された建物群として、発表されていた。



写真; ●箸墓古墳






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NO48.●2009.3.20 纒向(まきむく)遺跡で大規模神殿跡見つかる・・桜井市

奈良県桜井市の纒向(まきむく)遺跡で、計画的に配列された3世紀前半の建物跡(柱穴)や凸字形の柵(さく)が見つかったと桜井市教育委員会が3月20日発表した。この遺跡は最近、邪馬台国有力地になっていた。今回の発掘は3世紀までの地層を掘り下げた結果見つかった。この遺跡の一角に箸墓古墳もあるが、これは卑弥呼の墓という説も以前からあった







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NO47.●2009.1.23 平等院壁画に頼通の姿発見・・京都府宇治市


平等院鳳凰堂を創建した藤原頼通(992〜1074)とみられる人物が、国宝の壁画に描かれていたことが、東京文化財研究所などの調査でわかった。
83才まで生きた頼通は、60才を過ぎた1052年に自身の極楽浄土への往生と一族の繁栄を願い、鳳凰堂を創建。頼通の絵は創建間もない頃描かせたとみられている。この壁画は本尊・阿弥陀如来座像(国宝)の後ろにあるので、「仏後壁画」と呼ばれている。




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NO46.●2009.1.19
 大量の木簡出土・・平城宮跡

奈良時代の政務の中心にあたる、平城宮跡東側の第二次朝堂院の東隣の官庁街の一角で、約35000点の長屋王邸宅に匹敵する規模の木簡が大量
に出土したと、18日、奈良文化財研究所が発表した。近衛や兵衛と書かれた木簡からは、平城宮の警護にあたる軍組織の「衛府・えふ」があったとされる。またひものついた木簡や檜扇も数点、完全な形で見つかっていて興味深い。














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NO45.●2008.9.25


「藤原宮に大規模運河網跡・・500m級」・・奈良県藤原京跡

奈良県橿原市の藤原京跡(持統年間694〜710年)で、藤原宮造営に際して、木材や瓦の資材運搬用の運河と見られる大規模な溝が発見された、奈良文化財研究所が24日発表した。

万葉集の、「藤原宮の役民(えだち・えきみん)の作る歌」に
「・・・淡海(あうみ)の国の 衣手(ころもで)の 田上山(たなかみやま)の 真木さく檜(ひ)のつまでを もののふの 八十氏河(やそうじかわ)に 玉藻なす 浮かべせれ・・・・」という長歌があり、「近江の田上山で伐りだした木をいかだにして、宇治川や木津川に浮かべて運んだ」というくだりがある。 (写真;藤原京跡・看板)



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NO44.●2008.6.28


「儀式用の旗を立てた跡見つかる」・・奈良県藤原京跡

奈良県橿原市の藤原京跡(持統年間694〜710年)で、天皇の即位式や元日朝賀などで飾る憧旛(どうばん)・旗を立てた跡が見つかったと、奈良文化財研究所が27日発表した。律令国家の完成式典とされる701年の元日朝賀で使われた可能性がある。大極殿の南門から南に約30mの位置で、儀式の際役人が参列したと思われる場所(朝堂院北側)で見つかった。
(写真;藤原京跡・看板)










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NO43.●2008.6.25


「動物の板絵・・厄払いや豊作祈願」・・奈良県

奈良県橿原市の一町西遺跡で、馬・牛・犬・鶏などの動物を墨描きした平安時代後期の板絵が4枚見つかったと県立橿原考古学研究所が24日発表した。厄災を払う行事や、豊作を祈願する農耕儀礼で使ったと見られる。



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