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◆抹茶のある風景

青蓮院門跡・・未生流笹岡 京都支部展

京都市東山区粟田口三条坊町69−1  2012.10

■青蓮院門跡・・天台宗総本山比叡山延暦寺の三門跡の一つとして古くより知られ現在は天台宗の京都にある五つの門跡寺院の一つである。天台宗の祖・最澄が比叡山を開くにあたっては、山上に僧侶の住坊を幾つも造ったが、その一つの青蓮坊が青蓮院の起源である。比叡山の東塔の南谷がその故地である。最澄から円仁、安恵、相応等、延暦寺の法灯を継いだ著名な僧侶の住居となり、東塔の主流をなす坊であったと思われる。

その第十二代・行玄大僧正(藤原師実の子)に鳥羽法皇が御帰依になって第七皇子をその弟子とされ、院の御所に準じて京都に殿舎を造営して青蓮院と改称せしめられたのが門跡寺院としての青蓮院の始まりである。即ち、行玄は門跡寺としての青蓮院の第一世、その皇子が第二世門主覚快法親王である。


山上の青蓮坊は、そのまま青蓮院の山上御本坊と称されて、室町時代までは確実に維持されており、門主が山上の勤めの時の住坊となっていた。行玄以降、明治に至るまで、門主は皇族か五摂家の子弟に限られていた。

【藤原師実(ふじわらのもろざね)・・藤原道長の孫、藤原頼通の六男で院政時代、公卿を勤めた。】


家元継承記念、未生流笹岡・京都支部展

未生流笹岡は1919年、笹岡竹甫により創流されました。昨年の11月、笹岡隆甫氏が三代家元を継承されました。椿山荘の東京支部展や大阪中央公会堂の大阪支部展を経て、今回、家元のある京都での家元継承記念展が盛大に行われました。






●四脚門・花席












★小御所・・江戸期の御所の小御所を移築。明治の焼失後、復興。

●杉戸前の花席












●豊太閤・寄進の一文字手水鉢に生けられた花席












●障壁画前の花席                 ●屏風前の、ジュニアの作品   













●小御所から眺める相阿弥の庭園












★華頂殿(かちょうでん・・客殿、白書院)・・前庭にはまだ萩の花が残っていました。

●華頂殿・かきつばたの花席・・未生流のシンボルともいえるかきつばた。かきつばたの笹岡として全国に知られています。日月和合の色とされる紫を花色に持ち、古来、最高位の花として大切にされてきています。













●華頂殿から眺める相阿弥の庭園












●華頂殿の未生流笹岡・茶席
















寒梅粉の中に餡が入った上品な味わいの菓子・・老松(上京区上七軒)謹製












未生流笹岡のシンボルである、かきつばたの抹茶茶わん












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