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◆抹茶のある風景

細見美術館・・屋上茶室 京都市左京区岡崎最勝寺6−3  2011.10


細見美術館は平安神宮や岡崎に位置します。向かいに京都会館(写真)があります。
























■「典雅なる御装束(ごしょうぞく)ー宮廷のオートクチュール」展

宮中の儀式で実際に着用された装束や、有職立ち雛、飾り雛、御所人形、賀茂人形、貝合わせを展示。大正期や昭和初期の即位礼、婚礼の儀式に使われた束帯装束・十二単、五衣唐衣装式(唐衣・裳・表着・打衣・五衣・単・長袴)、袴装束、親王誕生の際に作られる童形服(どうぎょうふく)、烏帽子、有栖川家伝来の掬水干、などを展示。

江戸末期の冷泉為恭(1823〜1864・・京狩野絵師・狩野永泰の子)筆の「年中(ねんじゅう)行事図巻」も趣がありました。中でも一月の元日の節会(せちえ)、三月の曲水の宴、四月八日の釈迦の誕生を祝う灌仏会(清涼殿)が印象的です。冷泉為恭は早くから、有職故実(ゆうそくこじつ)や古典の研究をし、絵巻物の模写を通じて大和絵の技法を身につけたそうです。

●展示室はいくつかに分かれていて階段で移動します。中央にはイタリアレストランもあります。吹き抜けから明かりを取り入れています。

















■屋上茶室からの眺め・・京都市勧業館や東山連峰がのぞめます












「古香庵(ここうあん)」・・細見コレクションの創始者、細見良氏が嵯峨天龍寺の関精拙老大師より賜った雅号「古の香り充つる、ゆかしき庵」に由来。

茶室の前には紅毛氈の床机、菊の花が置かれています













3階屋上の茶室・・この発想には驚きました。数寄屋建築と現代建築が融和した個性的な茶室です。さわやかな風が吹き渡り、開放感のある明るい茶室です。












茶室と床の間の飾り。茶釜。
















おしながき・・「冷泉」(れいせん)」・・秋から冬はあったかおぜんざいと抹茶。夏は冷やし白玉ぜんざいと抹茶。和菓子もあります。












ぜんざい・・ふっくら焼き上がった餅が香ばしくおいしい。ぜんざいも非常においしい。
















茶碗の形状、ラインや緑釉の模様が個性的。



茶会や茶の湯体験もできます。修学旅行生もOKだそうです。





老舗茶舗「一保堂」のお抹茶・・色が鮮やかです。









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