◆抹茶のある風景◆
野仏庵2.・・雨月席
京都市左京区一乗寺葉山町15−3 2011.10
●ベンガラ色の主屋・・淀の庄屋の家を移築。入り口に大きな甕があります
●鐘・・1687年鋳造の仙台伊達藩領内にあった、隠れキリシタンの鐘
●書画 ●雨月席
【雨月席】・・江戸後期の国学者で、「雨月物語」で有名な上田秋成(1734〜1809)ゆかりの茶室。この茶室は南禅寺の西、南禅寺草川町にある浄土宗の寺、西福寺(さいふくじ)の茶室を移築したもの。
上田秋成は60才のころ、大阪を離れて京都に移り住み、京都の各地を転々とした。南禅寺にいた頃、この茶室をこよなく愛し、出入りしていたという。床の間には「雨月物語」の出版物が置かれています。この5畳半の茶室は日が入り、眺めも良い。当時、この茶席で抹茶の他に煎茶道も文人の間で広まった。
●ベンガラの壁・床の間のある部屋
●ベンガラの部屋の前庭・・木々が少し色づいています
●前庭を眺めながら煎餅とお抹茶をいただきます
●野仏庵の塀と、向かいの八大神社
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