◆抹茶のある風景◆
ひいなまつり・・市比売(いちひめ)神社・・市場の神様
京都市下京区市姫通河原町通五条下る 2008.3.3
★市比売(いちひめ)神社
平安時代唯一の官営市場である東市・西市の守護を目的として創建されました。現在も京都中央市場の守り神となっています。歴代皇后を崇敬し、守護神は全て女の神様で、女人厄除けの神社としても有名です。
●境内はビルの谷間で狭くなっています。●神社に伝わる雛人形
●京都七名水の一つ「御神水・天之真名井(あまのまない)」・・歴代皇族の産湯となった。
●境内の桃が美しい
●ひいなまつりは近くの「ひと・まち交流館」で行われました。参加費用は1000円です。
●会場の交流館の和室の床の間には春の生け花や、雛の掛け軸、投扇興が飾られています。
●投扇興(とうせんきょう)
江戸時代の遊技です。1mぐらい離れた場所から扇を投げて、的の蝶を落とします。その落ち方の向きや風情を「源氏物語」54帖になぞらえて図式に照らして採点します。20帖の朝顔、夕顔、紅葉賀(もみじのが)、花散里・・などがあります。5回投げます。投げるたびに、夕顔、朝顔・・などと判定されます。花散里は、花が散った時のように「扇・蝶・枕」の3点がばらばらで統一感のない様を表しています。
●貝合わせ
平安貴族の遊び・・絵と絵をトランプのように合わせるのではなく、形がぴったり合うものを左右の固まりから照合する
●双六
筒の中にサイコロをふたつ入れ振って出た数だけ駒をすすめる。駒は白と黒の碁石に似たもので、二人で行う
●いちひめ雅楽会による五人囃子の演奏で、「人雛ショー」のはじまりはじまり・・・
●「天児ノ儀」
ひな人形の原型になったといわれている「天児」と呼ばれる人形に穢れ(けがれ)を移して災いを払います
●再び五人囃子による、雅楽の演奏が始まります・・そして三人官女が立ち上がります。
●ひな茶の接待・・抹茶も、ひな菓子「ひちりき」もとても美味でした。桃柄の茶碗も華やかでした。
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