抹茶の目次に戻る

トップページに戻る

◆抹茶のある風景

「京町屋文化館・・上京歴史探訪館」

京の町屋や上京区の歴史・文化を紹介 


京都市上京区下立売通智恵光院西入る
   2006.5

2005年にオープンした資料館です。上京区の歴史や文化を広く伝えて行くために設立されました。この資料館は、向かいにある食用油専門店の「山中油店」さんが所有している町屋の建物(京町屋文化館)をそのまま活用しています。建物自体が既に資料的な値打ちがあります。この油店さんは創業が江戸後期で150年続いている老舗です。















●この町屋の建物は築90年です。借家として使われていたものだそうです。2階建てになっています。

●2階からすだれ越しに、向かいの油店さんと、駐車場が見えます。窓は「蒸籠(むしこ)窓」になっています。

●2階には昔使われていた時計やコタツ、タイプライター、衣紋掛け、火鉢、湯たんぽなどが展示されていました。2階の屋根は1階に比べ天井が低くなっています。ちょうど現代の建築でいうと2階が北側斜線規制で低くなってるような感じです。階段は急勾配の階段でした。















●1階は、4畳半・3畳・4畳半と手前から部屋が細長くつながっています。部屋には明治30年頃の箪笥が置かれています。格子ははベンガラ格子が使われています。酸化第二鉄に松煙(しょうえん)と菜種油が塗られています。廊下はありませんでした。土間部分にはかまどがありました。風の通りがよく、夏とても快適そうです。
京都に伝わる「ぶぶ茶漬け」のお話も楽しかったです。町屋を見るのは初めてでしたので、とても感動しました。


●1Fでお抹茶を頂きました。お菓子は鶴屋吉信の「水藻・みなも」です。淡い緑色の水藻と、水の透明感を表現したおいしいお菓子です。
















抹茶の目次に戻る

トップページに戻る


SEO [PR] おまとめローン 冷え性対策 坂本龍馬 動画掲示板 レンタルサーバー SEO