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◆抹茶のある風景

「茶道資料館」裏千家センター内    2006.6

企画展「茶道入門・描かれた茶の風景」 

京都市上京区堀川通寺之内上る

●裏千家の初代家元は、利休宗易(そうえき)

【初代家元の利休・・1522〜1591)

利休によって茶の湯が確立されました。利休の祖父、田中千阿弥は足利義政に仕え堺に住んでいました。父与兵衛は魚屋を営んでいました。与兵衛(利休)は茶を学んで、堺の南宗寺に参禅して名を宗易(そうえき)と改めました。利休は信長に仕えて茶頭となり、信長が亡くなったあとは秀吉の茶頭となりますが、秀吉の逆鱗に触れ、1591年切腹しました。利休の邸宅は、現在の安倍晴明神社の敷地にありました

(写真;晴明神社にある、千利休居士聚楽屋敷跡)













★★堀川通りに裏千家と表千家の会館が並んでいます。表千家は歴代徳川家に出仕し、裏千家は加賀前田家・四国松平家に出仕していました。現在16代目によって引き継がれています。今回のテーマは茶の湯の風景が描かれている、掛け軸や屏風、絵画が中心に展示されていました。絵画はほとんど「江戸時代」のものでした。





★1F第一陳列室

●宇治茶摘図(掛け軸) ●茶席図 
●製茶図屏風・・茶を蒸して作っている絵 
●四条河原遊楽図絵巻・・茶の湯を河原で楽しんでいる風景 
●邸内遊楽図屏風・・邸内で茶の湯を楽しんでいる風景

●北野大茶湯図
北野の大茶会では、畿内全域に、釜一つ・茶碗ひとつ・茶を持参すべしとして広く一般の参加者を募った。茶のない者はこがし(穀物を炒ったもの)を持ってくれば良しとした。全国から大勢の人が集まった。図には茶屋が並び賑やかようすが描かれている。

絵画は上記以外にも多数、展示されていました。


★2F第二陳列室
茶室(4.5畳の又隠)や、茶碗・茶入れ・竹茶杓・水差しなどの茶道具が30点あまり展示されていました。





●茶道会館の中庭もすてきです




★★1F抹茶を楽しむコーナー

茶道会館というと何か敷居が高くて、入りにくかったのですが、お茶を楽しむコーナーでは気楽にお茶を楽しむことができました。畳の空間で茶の湯の雰囲気を楽しむことができます。
















石臼で抹茶が挽けます。石臼中央上の穴に茶葉を竹のスプーンに3杯ぐらい入れて時計の反対回りに石臼をゆっくりまわすと抹茶が下から出てきます。これでお茶を点てるそうです。
















茶道の道具がたくさんあります
















拝観料500円で、抹茶・和菓子(みな月)のサービスがあります。














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