◆◆平安ゾーンⅡ　◆平安時代の史跡・人々（藤原道長、源義経、後白河法皇ｅｔｃ）

二尊院・・西行法師庵の跡　　右京区嵯峨二尊院門前町２７　　２０１１．１１

■小倉山と号し、明治以降、天台宗山門派（延暦寺）に属する。承和８年（８４１）、嵯峨天皇の勅願により慈覚大師・円仁が創立しました。百人一首で名高い小倉山の東麓にあって、本尊に釈迦如来と阿弥陀如来を祀ることから、二尊院と呼びます。この辺りに西行法師が住んでいたという跡地があります。実際に小倉の地に庵を結んでいたという句も残されています。

　

■西行法師庵の跡と歌碑・・

「我がものと　秋の梢を思うかな　小倉の里に　家居せしより」

総門を入って左手にあります。

■落柿舎・・芭蕉の十哲・向井去来が営んだ草庵跡。この北側に西行が使っていたと伝わる「西行の井戸」があります