京都市東山区祇園北側６２５ ２０１１．１２
■八坂神社西楼門 ●大田神社
●日吉神社
●大国神社
●悪王子社 ●大神宮社
●正面から撮影した、大神宮社
●忠盛燈籠・・平忠盛は伊勢（三重県）平氏の頭領で嫡子は平清盛。白河法皇に仕える
平安末期、永久年間（１２世紀）のころ、白河法皇が祇園女御の許に赴かれようとして、この辺りを通られたとき、折しも五月雨（さみだれ）の降る夜で、前方に鬼のようなものが見えた。法皇は供の平忠盛に討ち取るよう命じたが、忠盛はその正体を見定めての上として、生け捕りにしたところ、油壺と松明を持ち、燈籠に燈明をたてまつろうとしていた祇園の社僧であった。雨を防ぐためにかぶっていた蓑（みの）が灯火（ともしび）の光を受け、銀の針のように見えたのであった。忠盛の思慮深さは人々の感嘆するところであったという。この燈籠はその時のものといわれている。
●２０１２．４に設置された忠盛燈籠と祇園社乱闘事件の説明板
●忠盛燈籠は「悪王子社」と、「大神宮社」の間に位置する
