京都市左京区大原勝林院町 ２０１０．６
三千院の付近に、第８２代天皇・後鳥羽天皇（１１８０～１２３９）とその第三皇子である、第８４代天皇・順徳天皇（１１９７～１２４２）の大原御陵（みささぎ）があります。後鳥羽天皇は皇子と共に、鎌倉幕府の倒幕を行う。承久３年（１２２１）の「承久の変」といわれている。わずか２ヶ月で勝敗が決まり、天皇方は敗北となった。後鳥羽天皇は隠岐に、順徳天皇は佐渡に配流された。配流から２１年後、後鳥羽天皇は亡くなり遺骨が大原の法華堂に安置された。後に近くの天皇陵に遺骨が移された。
天皇親子は陵の横を流れる律川のせせらぎのもと、静かに眠る。
法華堂と付近の石段
