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◆◆戦国武将の館T. ◆武田氏◆真田氏

★円光院・・甲府五山

三条夫人廟所


山梨県甲府市岩窪町 (2010.8)


もとは逸見清光が石和に創建した寺で名前をとり清光寺と称した。その後武田14代当主・武田信重の位牌所となり成就院とされた。19代当主・武田晴信の時代になり三條夫人を開基とする甲府五山の寺に制定された。円光院の寺号は三條夫人が亡くなった後の法名に由来する。

武田晴信公夫人三條氏は大永元年(1521)、三條公頼公の二女として京都三條邸に生まれる。16才で京都より武田氏に嫁ぎ、翌年嫡男・義信を生む。三男二女をもうける。

●寺入り口の三條婦人廟所の石塔 ●本堂 ●鐘楼

















●墓所手前の、快川国師の詩・・暖かく穏やかな夫人の人柄が伝わる。快川国師は武田氏に招かれた恵林寺の僧侶。















●武田菱の刻まれた墓所。1567年、三條夫人46才の時に、嫡男・義信(享年29才)が幽閉先の東光寺で亡くなる。三條夫人は嫡男の死から4年後、元亀元年(1570)、50才で亡くなる。夫と息子の政争に巻き込まれ、戦国武将の家長に嫁いだがゆえの悲劇が伝わってくる。
















●寺は甲府市の北側に位置し、標高は高め。三条夫人の墓所は寺の裏山にあり、眼下に寺の本堂や市内が見渡せる。三条夫人は町を見渡しながら、やすらかに眠る。












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