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平安京跡「百花亭」・・現地説明会

平安前期・藤原良相(よしみ)邸跡
 

2011.5  中京区西ノ京星池町17−59

中京区西ノ京星池町の平安京跡で平安前期の公卿・藤原良相(よしみ 813〜867)の邸宅、「百花亭」と思われる建物が出土したと、京都市文化財研究所が5月26日に発表した。場所は平安京右京三条一坊六町(JR二条駅西口の西)に位置する。発掘現場から二条駅のホームやBiVi二条の建物が見える。この発掘現場は住宅展示場だったところを撤去して、4月から佛教大学が2つ目の二条キャンパスの建設を進める中、発掘された

■藤原良相は藤原北家・左大臣藤原冬嗣の五男。摂政となった良房の弟で右大臣となり、西三条大臣と呼ばれた。娘の多賀幾子を文徳天皇に、多美子を清和天皇に入内させた。邸宅には百花が咲き誇り、清和天皇を招いて歌会・宴会が催されたという。良相は熱心な仏教徒で信仰心が厚く、一族の子女を養う施設・崇親院を建てたり、病人の養生のための延命院を建てた。若い頃から優秀で才覚があり、人望の厚い弟・良相を、兄・良房は警戒していたという。

















●雨の中、テントの中で研究員の挨拶や説明を受ける参加者  

●縦長の遺構(735平方m)が南北に走る













●遺構南から北に望む  ●遺構の東西(横方向)を三条坊門小路が通っていた












●溝や柱穴跡 ●遺構南の邸宅(百花亭・西三条第)・・広さは南北6.3m、東西4.2m












●邸宅跡と、廂(ひさし)を支えた13基の柱穴(80cm〜140cm)の資料 


●考古資料館
のパンフレット














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