◆◆江戸時代 ゆかりの地

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★若州(若狭)小浜(おばま)藩邸跡

・・徳川慶喜、大政奉還構想の地 


京都市中京区西ノ京池ノ内町
 
 2010.1


二条城南西部の御池通の一角に、江戸時代の小浜藩京都屋敷跡がある。最近、小浜市はオバマ大統領との結びつきで脚光を浴びている。

元和9年(1623)、将軍家光の命により、小浜藩当主・酒井忠勝はこの地に京都屋敷を設け、250年存続した。幕末最後の14代当主酒井忠義は京都所司代として有名。代々酒井家は、幕府との結びつきが強く、和宮の降嫁や井伊直弼の安政の大獄の後押しをしてきた。小浜藩邸屋敷は御池通りから三条通まで2万坪の広さに及んだ。二条城が8万坪であったので、この小浜藩がいかに広大であったかが伺え、幕府の信頼の厚さも伺える。
















●大政奉還との関連

またこの地は一橋慶喜(徳川慶喜)が上洛後の文久3年(1863)12月から、慶応3年(1867)9月までの3年10ヶ月を過ごした、幕府の活動拠点となった地でもある。慶喜はここで、京都守護職や老中所司代らと協議を重ね、大政奉還の構想を練り、慶応3年(1867)10月14日、二条城での大政奉還の布告に至った。
















●この藩邸跡の碑は、美術・刀剣を扱う「開陽堂」の一角にあり、二条城城下町振興会所属、新選組同好会(政治色の無い)の拠点ともなっている。店の入り口には、幕末京洛の図や刀剣が掲げられている。














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