京都御所・学習院跡・・清河八郎ゆかり 京都市上京区京都御苑 ２００７．１２
京都御苑・・京都市内の中心部にあって、深い緑に包まれた御苑は東西約７００ｍ、南北に１３００ｍのほぼ長方形をしている。大宮・仙洞御所を除く全ての御苑が終日、国民公園として開放されている。
砂利敷きの広い御苑と築地塀、芝生と松林の景観が特徴的。明治２年（１８６９）の東京遷都にともなって、御所を含む御苑は急速に荒廃していった。明治１０年（１８７７）、京都に還幸された天皇がその荒れ果てた光景を嘆き、御所保存・旧観維持の御沙汰を下された。それを機に「大内保存事業」が進められ、皇室苑地として整備され、現在の京都御苑に至っている。
●明治時代の学習院跡
浪士隊の清河八郎は、壬生入りした翌日の１８６３年２月２４日に、尊皇を誓う建白書を御所・学習院に提出した。朝廷はこの建白書を受理した。
