◆◆平安ゾーンU ◆平安時代の史跡・人々(藤原道長、源義経、後白河法皇etc)

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六道珍皇寺(ろくどうちんのうじ)・・小野篁卿、冥土通いの井戸

京都市東山区松原通東大路西入る  2012.5

■大椿山(だいちんざん)と号する建仁寺の塔頭。「六道さん」の名で親しまれる平安時代創建の寺。この辺はかつて葬送地だった鳥辺野(五条坂〜今熊野に至る丘陵地)入り口、六道の辻に建っているので、現世と霊界をつなぐ寺と言われています。

★精霊迎え 六道まいりの寺
六道とは、仏教で全ての生き物が生前の善悪の行いによって、必ず行くとされる「地獄・餓鬼・畜生・修羅・人間・天上」の六種の冥界(みょうかい)のことである。その信仰は、8月7日〜10日の4日間に行われる「六道参り(迎え鐘)」に伝えられています。

★小野篁(おののたかむら)
参議、小野嶺守の子で、嵯峨天皇に仕えていた平安初期の政治家。武芸を身につけ、文化人としての才能も持ち合わせ、文武両道に長けていた。昼間は役人、夜は地獄の閻魔大王に仕え人を裁くのを手伝っていたという言い伝えがあります。

★小野篁(おののたかむら 802〜852)が逝去(せいきょ)してから1150年にあたる今年、記念として春の特別寺宝展が開催され、
冥土の井戸が公開されました。

朱塗りの山門
















●門前の「六道の辻」の碑  ●山門をくぐるとやや広めの境内が広がる

●薬師堂・・本尊の薬師如来(重文・・最澄作)を安置する

















●閻魔・篁(たかむら)堂

右手に笏(しゃく)を持つ衣冠束帯姿の小野篁卿立像(江戸時代)と、閻魔大王坐像(小野篁作)、弘法大師坐像(元は真言宗の寺)を安置する。














●石塔婆

●迎え鐘






●本堂
















●牡丹の咲く本堂の庭園












●小野篁念持仏の竹林大明神社と、冥土通いの井戸























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