◆◆平安ゾーンU ◆平安時代の史跡・人々(藤原道長、源義経、後白河法皇etc)

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六波羅密寺 東山区五条通大和大路上る東

平清盛ゆかり 
  2012.9


寺はかつて葬送地だった鳥辺野入り口、六道の辻に建っています。

天暦5年(951)、病気平癒のため、光勝空也上人(醍醐天皇第二皇子)により開創された真言宗智山派の寺。空也上人の彫った十一面観音立像(国宝)を本尊とする。空也上人は若くして出家し、踊躍(ゆやく)念仏を唱えたことから、今に伝わる六斎念仏の祖とされています。毎年12月に行われる空也踊躍(ゆやく)念仏は国の重要無形民俗文化財になっています。

往時は寺域が広く、清盛の祖父・正盛が寺院の近くに、邸宅を構えたため辺り一帯に平家一門の屋敷群がありました。この寺は平家の祈願所となっていました。また鎌倉時代には幕府の探題が置かれ、源平盛衰の史跡の中心となりました。仏師・運慶一族の菩提寺ともなっています。

宝物館には、空也上人立像・弘法大師像・平清盛坐像など数多くの重文を有している。


●空也上人立像  ●平清盛坐像  ●本堂



























●萬燈会の灯籠   ●一願石   ●なで牛
















●日本最古の都七福神を祀る・・福寿弁財天堂












●平清盛の塚・・坂東玉三郎氏の奉納による。右の阿古屋塚と並ぶ。
















●阿古屋塚の碑・・坂東玉三郎氏の奉納による

阿古屋の菩提を弔うために鎌倉時代に建立す。石造宝塔は鎌倉時代の作で、その下の台座は古墳時代の石棺の石蓋を用いている。

奉納

歌舞伎 壇浦兜軍記「阿古屋」・・平家の残党 悪七兵衛景清の行方を探すため、想い人で五條坂に住む白拍子阿古屋を捕え、代官秩父庄司重忠は阿古屋に景清の所在を問い質す。阿古屋は知らぬと申し開きをするが、詮議のために弾かせた琴、三味線、胡弓などの調べに一点の乱れのないことに感動した重忠は阿古屋の景清の所在を知らぬことが真実であると知り釈放する。「阿古屋の琴責め」とも称される。
平家物語の裏面に隠された「阿古屋」の悲恋を語り伝えるためにこれを記す。

平成二十三年 十一月吉日   
                    五代目 坂東  玉三郎    第六十五世山主 純性

















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