◆◆平安ゾーン ◆平安時代の史跡・祭り・人々(桓武天皇、菅原道真、安倍晴明、源義経etc)

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 2006.5.12

平安宮一本御書所跡
(へいあんきゅう いっぽんごしょどころあと)

上京区下立売智恵光院西入る 山中油店前


●全京都建設協同組合のみなさんによる篤い意志でこの碑が建てられました!


【平安時代、この付近は天皇の住まいである内裏(だいり)の東側に当たり、一本御書所(いっぽんごしょどころ)がありました。一本御書所は、平安時代中期の天暦2年(948)頃から『貞信公記(ていしんこうき)』などの文献に現れ、世間に流布した書物を各一本(一部)ずつ書き写して保管した役所です。『日本紀略』康保元年(964)十月十三日条には、一本御書で清書した二百二十二巻を大蔵省の野御倉(ののおくら)に遷納(せんのう)したことが記されています。また平安後期には、鳥羽天皇や崇徳天皇が度々ここに行幸されているそうです。】

場所は上京歴史探訪館の向かいで、山中油店の前にあります。平安宮の史跡としては、できたばかりで聞きつけない人も多いかと思います。この史跡は昨年の2005年12月8日に建立式が行われたばかりなのです。

この史跡は全京都建設協同組合の創立50周年記念事業の一環として、歴史都市・京都の遺跡を後世に伝える目的で建てられそうです。同組合では、「京都の数多くの遺跡は発掘調査され、それが完了すると埋め戻され、市民の記憶からは忘れ去られてしまうことに憂いを感じ、貴重な遺跡を石碑として残していこう」ということで、この活動が始まったそうです。その第一号石碑がここの史跡です。石碑の文字は 山中油店の山中恵美子さんによるものです。水車の風情もすてきです(写真左)

同組合では、第二号石碑は、平安宮内裏弘徽殿跡(上京区下立売浄福寺上ル西入)に予定されているそうです。

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