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◆◆戦国武将の館T. ◆武田氏◆真田氏

★妙心寺・大法院 

京都市右京区花園妙心寺 (2006.5.14)


●松代藩・真田家の菩提寺・佐久間象山(しょうざん)の墓所がある寺

大法院は寛永2年(1625)に開祖を淡道宗廉(たんどうそうれん)開基として、長姫によって創建された妙心寺の塔頭です。長姫は信州松代藩主・真田信之(真田幸村の兄)の孫で、千種大納言有能(ちぐさだいなごんありのり)の室でした。

長姫は妙心寺東海派玉浦下(ぎょくほか)の絶江紹堤(ぜっこうしょうだい)に参禅する帰依者でした。
真田信行は孫娘の長姫に対し、自己の菩提寺の建立を遺命していました。信行の法名は「大法院殿岩一明大居士」と称し、この法名を寺の院号とし、長姫は参禅していた寺の淡道宗廉に請うて菩提所塔頭が成立しました。真田家から毎年五十石のが施入され藩寺として外護されていた塔頭です。

●新緑と花が美しい
















●墓所入り口付近 

「左 佐久間象山先生の墓」の標が建つ。
この墓所は、立ち入り禁止(右の写真)。この奥に真田家の墓と、佐久間象山(しょうざん)の墓があります。

象山は1811年、松代に生まれ、真田幸貫の儒臣でしたので真田家とはゆかりの深い人です。兵法や、望遠鏡・写真・電信機・火薬・ガラス加工・冶金(やきん・金属加工)・書画など幅広く、長じていました。公武合体を唱えて全国で活躍していました。1864年、京都三条木屋町で、攘夷派の刺客に襲撃され亡くなりました。夫人順は勝海舟の妹。明治22年、正四位を贈られました。




●本堂(方丈)入り口付近

風情のある竹垣の内側には、特別公開されている露地庭園があります。







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