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桜の浜離宮恩賜庭園1.★徳川将軍家ゆかり
東京都中央区浜離宮庭園 2012.4
■この地は、もと葦の生い茂る将軍家鷹狩りの場でしたが、承応年間(1650年代)に甲府宰相・松平綱重の別邸となり、庭園として造成され、甲府殿浜屋敷と呼ばれていました。綱重の子・綱豊が六代将軍家宣(いえのぶ)となると、名を浜御殿とし、大規模な改修が行われ、景観が整えられた。園内には茶屋・鴨場を設けるなどして将軍家の行楽や接待の場となった。また江戸城の出城としての役割も担った。その後11代将軍・家斉(いえなり)の時代になり現在の姿に完成した。
明治維新後は皇室の離宮とされた。関東大震災や戦禍で多くの建造物や樹木が損傷した。昭和20年、東京都に下賜され、翌年から公開された。昭和27年、国の特別名勝及び特別史跡に指定された。
●大江戸線・汐留駅から徒歩5分に位置する ●大手門橋 ●築地川に浮かぶ船
●築地川 ●浜離宮入り口の大手門 ●大きなけやき
●三百年の黒松・・宝永6年(1709)、6代将軍・家宣が庭園の大改修をしたときに植えられた松。都内で最大級の大きさと伝えられている。
●水門
●広大な菜の花畑・・背景のビルが、都会的な雰囲気を醸し出している
●旧稲生(いなぶ)神社の桜・・散った桜も美しい
●花木園の山吹と梅
●遠くに見える東京タワー ●横堀水門 ●東京湾の海水を取り入れた池
●庭園に隣接する東京湾と船。浜離宮は東京湾の水を取り入れて造られた。この近くに水上バスの発着場もあります。
●庭内の八重桜
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