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革堂（こうどう）行願寺（ぎょうがんじ）・・日本最古・都（みやこ）七福神の寺

京都市中京区寺町通竹屋町上る　　２０１０．２

天台宗に属し、西国３３所観音霊場の第１９番札所の寺。平安中期の寛弘元年（１００４）、行円上人により上京・一条小川に創建される。猟師だった行円は、子をはらんだ母鹿を射止めてしまう。お腹から出てきた子を見て、悔いる日々を過ごす。行円は千手観音菩薩像を制作し寺を建て、鹿の供養を始める。行円は季節を問わず、鹿の革を身にまとったので、革聖（かわひじり）、革上人と呼ばれたことから、寺の名称となった。宝永の大火にみまわれ、宝永５年（１７０８）にこの地に移る。
















●この寺は日本最古の都（みやこ）七福神の寺のひとつであり、長寿の神・寿老人を祀る。都（みやこ）七福神は、この革堂の他に、えびす神社（東山区）・松ヶ崎大黒天（左京区）・東寺（南区・毘沙門天）・六波羅蜜寺（東山区・弁財天）・赤山禅院（左京区・福禄寿）・万福寺（宇治市・布袋尊）である。
















●寿老人を祀る老人神堂　●七福神












●本堂・・文化１２年（１８１５）に建てられる
















●庫裏　●鎮宅霊符神堂
















●加茂大明神塔・・大きな五輪塔　●百体地蔵堂

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