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寅ゆかりの寺@・・寅薬師(西光寺) 

京都市中京区新京極通蛸薬師上る中筋町  2010.1.1

新京極の賑やかな一角に、今年の干支に因んだ寅薬師(西光寺)がある。寅薬師の隣は「ABC−MART」の靴店(写真)、その隣が「蛸薬師」(写真右)となっている。この新京極、寺町通り一帯には小さなお寺が数多くある。

寅薬師は、阿弥陀如来を本尊とする浄土宗西山深草派(総本山は誓願寺)に属する。創立は730年前の平安時代(1279〜1282年頃)。後宇多天皇が宮中にあった寅薬師如来像を傳慶法印に下賜し薬師堂(御倉堂)として開基したとされる。































●本堂入り口 

応仁の乱、1788年・天明の火災、1864年の禁門の変、明治44年の類焼・・と何度も災禍をくぐり抜けてきた。

●本堂と看板・・明治44年の京極の大火で類焼直後、仮堂宇が建てられた。この看板は、火災を免れたという。 

















●寅薬師如来

本堂内は撮影させてもらえます。本尊阿弥陀如来の右側の壇上に寅薬師如来があります。寅薬師の両側に日光菩薩・月光菩薩・十二神将が脇侍する。寅薬師は時の天皇の命を受けて、弘法大師によって制作され、一刀彫る度に三度礼拝し、満身の力を込めて彫り上げられと伝わる。そして完成したのが寅の日・寅の刻にあたることから寅薬師と呼ばれるようになった。このできあがった薬師如来は当初、宮中に御倉堂を設けて安置され、歴代天皇の信仰を集めたが、やがて後宇多天皇により、当寺開山の傳慶法印に下賜され今日に至っている。
















●寅の置物、御守り

寅は十二支の三番目の干支で、一年では立春の節にはいる時期にあたり、躍動して繁栄をもたらすとされている。寅・・この文字は種子が地上に芽を出しうごめく様を表すという。

















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