三宅八幡宮 ★小野妹子創建 ★鳩づくしの神社
左京区上高野三宅町 2010.8
第15代応神天皇を祀る。子どもの守り神(かん虫封じ、学業成就)。推古天皇(6〜7世紀)の時代、聖徳太子の命を受けて遣隋使となった小野妹子が、筑紫で病気にかかり大分宇佐の宇佐八幡宮に祈願して病気が平癒した。その後、隋の国に渡ってからも健康で過ごせ、無事に帰国することができた。太子没後、この上高野に移り住んだ小野妹子がその恩に報いる為、宇佐八幡宮の神を勧請(かんじょう)し、八幡神を祀ったのが始まり。後に南朝時代の忠臣・三宅高徳がこの地に住み、大神を崇敬したので三宅八幡と呼ばれるようになった。
●鳥居前の狛鳩
●拝殿 ●石燈籠の火袋部分も鳩模様
●本殿 ●本殿拝所の幕も鳩模様 ●境内は鳩がいっぱい
●燈籠の笠部分が、つがいの鳩 ●燈籠の下部分の神鳩
●燈籠の神鳩(しんばと)
鳩は神の使いとされている。貞観2年(860)、清和天皇の時代、大分宇佐八幡から京の石清水八幡宮に勧請する時、白い鳩が道案内したという。つがいの神鳩は、土製の素焼きに着彩したもの。向かって左が雄、右が雌。
●鉄製の鳩
●池と噴水
昭和5年に設置された。水は八瀬・鵜の谷から引き、裏山に貯めて使用している。
春は桜、秋は紅葉が美しい。
●鳩餅・・境内の茶屋で売られている鳩餅。白・ニッキ・抹茶の3つ味がある。
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