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法然院(安楽寺) 左京区鹿ヶ谷御所ノ段町 2007.6.26)

浄土宗捨世派の本山で銀閣寺の近くに位置する。鎌倉時代の初期、浄土宗の元祖法然上人は、この地で弟子の安楽・住蓮とともに、六時礼讃を唱え勤めていた旧跡。建永元年(1207)、後鳥羽上皇の熊野臨幸中に、上皇に寵愛されていた女官(左大臣の娘)の松虫姫・鈴虫姫が訪れ、法然の説法に感銘を受けた。二人は御所に戻ってからも説法が忘れられず、安楽・住蓮に出家・受戒を申し出て落飾したため、上皇の怒りをかい、法然上人は讃岐国へ流罪、弟子の親鸞は越後へ流罪、安楽・住蓮は死罪となってしまった。その後草庵は久しく荒廃することとなった。
延宝8年(1680)、知恩院第38世万無心阿上人と、弟子の忍澂上人が廃絶していた草庵を中興した。松虫姫・鈴虫姫の墓もある。

●茅葺の門というのは、珍しく風情があります。















●砂盛・・茅葺の門の石段を降りると左右にあります。季節によって模様が変わるそうです。

●苔や池・橋・・風情があります。一般の人が見られるのは庭のみ。

●春・秋に特別公開される本坊
本堂には恵心僧都源信作の阿弥陀如来坐像や法然上人自作の木像が安置されています。方丈は桃山御陵の遺物を移築したものが、襖絵の「松図」など重文があります。














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