万葉・奈良編
(2005.11.6)
★万葉・奈良シリーズ9
◆東大寺1 大仏殿・正倉院・転害門・戒壇堂
奈良市雑司町
●戒壇堂(かいだんどう)に行くには、エスカレーターでなく、階段(かいだん)はどう?
天平15年(743)、聖武天皇の勅願により、全国国分寺の中心的な総国分寺として建てられ、天平勝宝4年(752)、大仏開眼供養が盛大に行われた。
●大仏殿
世界最大の木造建築です。現在の建物は宝永6年(1709)の再建で、創建当時の規模の3分の2に縮んだそうです。屋根の金色の鴟尾(しび)は天平当時の美しさそのままだという。
●正倉院
天平時代の校倉造りの宝物庫。聖武天皇の遺品や、シルクロードの文物、遣唐使が持ち帰った品物が収蔵されていたが、現在は鉄筋造りの新宝庫で管理されてる。
近くから見学できませんでした。現在『第57回正倉院手展』が開かれていますが、連日1日平均1万数千人が訪れてるそうです。正倉院の宝物って国民に大人気なのですね。
●転害門(国宝)
堂々たる三間一戸の八脚門は、東京極通りに面して建っています。東大寺創建当時の貴重な遺構で、天平時代の八脚門はほかに、斑鳩の法隆寺の東門だけだそうです。
●戒壇堂
鑑真が設けた戒壇に由来する。四天王像の前で僧は、戒律を守る誓いをたてる。天平時代の四天王は国宝。
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