万葉・奈良編       

           

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(2005.11.3)


★万葉・奈良シリーズ7

◆奈良豆比古(ならづひこ)神社・・能楽の源流・・猿楽の神社
 奈良市奈良阪町



本殿の祭神

@平城津彦神(奈良豆比古神)・・奈良山の神といわれる産土神

A志貴皇子(施基親王)・・天智天皇の第七皇子であり、春日皇子と号した。のちに春日宮天皇と追号される。光仁天皇の父。

B春日王・・志貴皇子の第二皇子で、土俗矢幡神という。白壁王(光仁天皇)と兄弟である。

この神社に伝わる二十面の内、能面「ベシミ」は県指定文化財で、室町初期の銘をもつ最古のものです。このほかに室町時代から江戸時代にかけての能狂言面十九面や能衣装が保存されています。

 




















●宝亀殿・・会合などに使われる建物。中は広い畳敷きがあり、30人ぐらいの人が長テーブルに座っていました。


●樹齢1200年のクスノキ・・・県の天然記念物

本殿裏の林に生育している、樟(くす)の巨木です。根元幹周り約12.8m、樹高約30m
















●翁舞・・・奈良県無形文化財

10月8日、秋祭りの宵宮に行なわれます。

春日王(志貴皇子の第二皇子)の二人の皇子は、父・春日王の病気平癒のため、祈願の舞を神社に奉納された。第一皇子浄人と第二皇子安貴王がいて、兄の浄人王は散楽(さんがく)を好んだ。猿楽の「翁
三番叟(さんばそう)」の面は浄人に起ると伝承されている。


古式の詩や舞は口伝によって伝えられています。翁舞の奉納は翁講中の人たちによって、笛・鼓・地謡に合わせた「式三番叟・しきさんばそう」が演じられます。今年の翁舞は雨が降って、大変だったようです。奈良時代の唐散楽(さんがく)を伝えるもので、
能楽の源流・・猿楽発達の寺ともいわれています。















   

           

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