万葉・奈良編       

           

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 (2005.10.16)

★万葉・奈良シリーズ2・・平城宮跡A(東院庭園) 
奈良市左紀町
  

◇東院庭園

平城宮の東の張り出し部に位置し、1967年に庭園の遺跡が発見されました。この場所は『続日本紀』にある「東院」にあたるので「東院庭園」と名付けられたそうです。孝謙・称徳天皇(718〜770 女帝で同一人物)の時代に「東院」と呼ばれていました。広さは東西80m・南北100m、8000平方mの回遊式庭園です。

称徳女帝は「東院玉殿」を建てて、儀式や宴を催したとされています。光仁天皇の「揚梅宮」や聖武天皇の「南苑」もこの場所にあったとされています。庭園は発掘調査結果に基づいて復元されました。洲浜敷きの池や朱塗りの建物がとてもきれいです。







平城宮の池の西には美しい中央の建物に露台が付いていて、露台が水面に張り出し、そこから美しい橋が架けられています。優美で優雅な庭園となっています。池に映った建物も風情があります。
















紫式部の花がきれいに咲いていました。

















石組みの築山や中島もありました。曲水の宴に使われた曲水の水も透明できれいでした。長さ55センチの木の舟に土師器の酒杯をのせ、それが手元に流れて来る間に、歌を詠んだそうです。
















奈良時代を代表する優美な庭園です。平安時代の庭園にも影響を与えました。

庭園管理の男の人から「学校のせんせ?」と聞かれました。学校のせんせに見えるのかなーーー。「見学旅行の下見に来たのかなー」・・と思ったそうです。旅先でもせんせーしてないのになー・・・。


●庭園の近くに「宇奈多理(うなたり)神社」がありました。社殿は室町時代のもので重要文化財になっています。(写真右)















     

           

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