◆◆江戸時代 ゆかりの地

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(2005.5.28) 多摩市

◆百草(もぐさ)園

百草園は多摩丘陵の一角にある庭園です。享保年間の1716年頃、小田原城主大久保候の室、寿昌院長尼が徳川家康の長男・岡崎三郎信康追悼のために松連寺を再建しました。

信康は家康から武田との関係で嫌疑をかけられ、母の築山殿は殺害、自分は切腹させられます。家康は信長の手前仕方なく・・といった部分もあると思いますが、自分の妻と息子を死に追いやらなければならなかった時代の厳しさを感じます。

百草園は元々は、松連寺の庭園として造られたもので、文化・文政の頃より歌会・句会で賑わっていました。松尾芭蕉の句や若山牧水の歌碑もあります。四季折々の花が楽しめます。



湧き水と竹(写真右)・・百草園駅から降りて、丘陵に向かって坂道を登って行きます。坂は急勾配です。休み休み登りました。途中、山から湧き水が流れていました。湧き水と竹の感じがすてきで癒し系です。暑かったので清涼感がありました。

途中の人家・・坂道に沿って、人家がずらりと建っています。

●百草園入り口の門

●若山牧水生誕百周年歌碑・・若山牧水は、明治18年に宮崎で生まれました。早稲田大在学中の明治41年頃、好んで百草園を訪れていました。恋人の小夜子と共にこの地を訪れています。小夜子をテーマにした失恋の歌碑が刻まれています。

「小鳥より さらに身かろく 美しく かなしく春の 木の間ゆく君」


















●風情のある、あずまや・大きな傘 ●きれいなキショウブ
















●バラ ●ほら穴 ●ツツジ




















●山道のような通路、右手は草が生い茂っています。(左の写真2枚)

●展望の休憩所から街が見えます。丘陵にある庭園って珍しいですね。

●雑草の中に咲いているヤマツツジ
















●芭蕉天神の祠・・園内には芭蕉の句碑もあります。 

●黄色のゆり


●寿昌院長尼お手植えの寿昌梅

2001年、寿昌梅2世が、百草園の手によって、信康の眠る墓地、静岡県天竜市の清龍寺に植樹されたそうです。

















●軽いのにヘビ(ヘビー)いちご。イチゴなのにバラ科。 ●竹やぶを発見
















  


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