随想19. ダジャレ陶器(冬季)オリンピック@
井草八幡陶器市 杉並区 2004.12.5
写真;益子焼き・有田焼の皿・笠間焼花瓶・砥部焼
★641.「城の門が開くとドキドキするね」と言った土器は・・城門ドキドキ・・縄文土器
★640.「やー、宵になるとドキドキするね」と言った土器は・・やー宵ドキドキ・・弥生土器
★639.「歯の痛みはじきに治るよ」と言った土器は・・歯じき・・土師器(はじき)
★638.ミルクセーキを入れる土器は・・セーキ・・須恵器(すえき)
★637.「3才なら幼稚園に入れるね」と言った焼き物は・・3才なら・・奈良三彩(ならさんさい)
★636.陶器がセットになってる焼き物は・・セット・・瀬戸(せと)・愛知
★635.田んぼで見つけた焼き物は・・・丹波(たんば)・兵庫
★634.「4がラッキーナンバーだよ」と言った焼き物は・・4がラッキー・・信楽(しがらき)・滋賀
★633.「アルルの女」の人に気に入られた焼き物は・・ビゼー・・備前(びぜん)・岡山
★632.南町奉行所の大岡様が愛用していた焼き物は・・越前(えちぜん)・福井
★631.この土をありったけ使おう・・有田(ありた)焼・佐賀
★630.柿の絵を描いているんだよ・・柿右衛門(かきえもん)・佐賀
★629.かさのマークがついてる焼き物は・・かさまーく・・笠間(かさま)焼・茨城
★628.「その茶碗が欲シーノー」と言った焼き物は・・志野(しの)焼・愛知
★627.「清美さん、素焼きの土器を見せて」と言った焼き物は・・清美スヤキ・・清水焼(きよみずやき)・京都
★626.たたくとミの音がする焼き物は・・ミの・・美濃焼・岐阜
★625.折り箱に入るべ〜・・織部(おりべ)焼・岐阜
【杉並区・井草八幡宮の陶器市】
全国有数の窯元からの陶器がずらり並びました。中国の唐三彩や青磁、日本の六古窯(りくこよう)の渋い陶器を観るのが好きで展覧会にもしばしば足を運んだことがあります。
初めて陶芸をしたのは学生時代の美術の授業です。電動のロクロを使って、釉薬(ゆうやく・・うわぐすり)をかけて制作しました。そのおもしろさにとりつかれて、ロクロセットと粘土を買って家で作ったこともあります。
陶芸愛好会で皿や角手鉢を作ったり、旅行先の佐渡で花瓶を作ったり、岩手県の手作り村で、小鉢を作ったりしたことがあります。陶芸は実に楽しいです。
●焼き物ができるまで
土と炎の芸術・・多くの陶芸家は既成のの概念に囚(とら)われず、使いやすさと芸術性を駆使しつつ、自由でのびのびした作陶を心がけているそうです。
1)土練り・・
土の中の空気を練って追い出します。菊練りといって菊の花びらのように練っていきます。これがプロの第1歩です。私はちなみに菊練りはできません。和菓子職人やうどん粉を練る人と同じような要領です。
2)成形・・
ロクロ、手びねり、ひもづくり、たたらづくり、手おこし、型起こしなどがあります。たたらは長方形に成形した粘土を一定の厚さに切って成形します。四角い鉢ものに向きます。型起こしは竹筒などのまわりに粘土を巻いて作る方法です。きれいな形にできあがります。成形時の注意は、土が乾かない内にさっと成形するのがコツだそうです。
このあとの工程は、生乾きのうちに高台を削ったり、その後、乾燥→化粧がけ→素焼き(700度〜800度)→下絵つけ→釉(薬)かけ→本焼き(1150度〜1350度)→上絵つけ→低火度焼成(500度〜900度)→完成となります。3回も焼成して、作業工程が実にたくさんあります。
●焼き物の歴史@ 縄文・弥生
縄文土器
早期・前期・中期・後期・晩期の5つの時期に分類されています。早期の土器は底が尖った尖底(せんてい)土器でしたが前期に入ると、底が平らなものも出てきます。中期の土器には「火焔(かえん)飾りの深鉢」など、装飾性に富んだものもあります。晩期になると安定性のある、曲線模様の退化した無文のシンプルで丸みを帯びた壺型が多くなってきます。
弥生土器
前期・中期・後期の3つの時期に分類されています。前期の土器は縄文式の色の黒褐色に近いのですが、中期ぐらいから次第に色が赤褐色になってきます。赤土を塗って焼かれたものは丹塗り(にぬり)土器と言われています。縄文に比べ厚みは薄く、形が整っていて模様は、少なめです。縄文より高めの700〜800度の裸火で焼かれています。縄文土器も弥生土器も土器を重ねたものをたきぎでおおって、素焼きにしたものです。まだ窯(かま)では焚いていません。
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