展覧会報告 (2005.7〜) トップページに戻る  目次に戻る

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NO24 (2007.11.24UP)

「思文閣(しぶんかく)美術館」・・創業70周年記念特別展@・「永青文庫特別展」 
  
京都市左京区田中関田町
(開催;11月3日〜12月16日)


古書や美術品の販売、出版、美術館経営などの事業を展開し、日本の美術の伝承、普及、創造に努める思文閣は、今年の秋、創業70周年を迎える。これを記念して今秋、特別展が開催された。代表取締役社長は、3代目の田中 大氏。「開運、なんでも鑑定団」に出演中。
昭和17年(1937)、祖父が自分の蔵書を販売する店を出したが、はじめはうまくいかず、通信販売に切り替えてから少しずつ売れるようになったそうです。


●特別企画 「細川護貞を偲ぶ 永青文庫特別展」

永青文庫は、室町時代から今日まで、脈々と続く細川家(細川忠興・ガラシャの系統)に伝来する重要美術品を収めた宝庫です。特に「美術の殿様」と称された、第16代当主細川護立侯は、横山大観と交流があり、大正から明治にかけての勅題画の作品を多く有しています。また17代当主細川護貞公の三回忌にあたり、その遺徳を偲ぶ企画もされていました。

【横山大観の勅題画の作品】

「朝晴雪(あしたのせいせつ)」「旭光照波(きょくこうなみをてらす)」「山色連天(さんしょくてんにつらなる)など、多数の大観の作品を怒濤のように観覧できました。

勅題とは、新年の歌会の「御題・ぎょだい」のこと。大正7年(1918)から昭和17年(1942)にかけて大観は、細川家のために毎年勅題画を描きました。このほかに大観と同年代の下村観山、平福百穂、竪山南風、鏑木清方などの作品も展示されていました。

















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「思文閣(しぶんかく)本社」
・・創業70周年記念特別展A 「源氏物語の世界」 

京都市東山区古門前通 

美術館から少し離れた、本社ギャラリーでも、特別展が行われました。
















石山寺所蔵の「源氏物語」を題材とした名宝の数々が展示されました。伝土佐光則 源氏物語画帖「明石」、土佐光吉 源氏物語図色紙「若紫」、伊藤小波「紫式部観月の図」etc・・。

「紫式部石山寺観月の図」は、石山寺から見える琵琶湖と満月、「源氏物語」の着想にふける紫式部との構図が印象的です。この「紫式部観月の図」は多くの画家によって描かれています。



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