キエフ・・ロシア料理 2010.3
京都市東山区縄手通り四条上る(祇園四条駅徒歩1分)
ロシア料理の店といえば以前に、渋谷の「ロゴスキー」や高田馬場駅前の「チャイカ」に行ったことがあります。いずれにしてもロシア料理の店は国内では数が限られてます。そして京都で唯一のロシア料理店が「キエフ」。
この店は、歌手加藤登紀子さんの父・加藤幸四郎氏が39年前の1971年に創業。幸四郎氏は青春時代を旧満州・ハルピンで過ごし、そこで大勢のロシア人や、ウクライナ人に接し、ロシア語やロシアの文化に接したそうです。幸四郎氏亡き後、登紀子さんのお兄さんが代表取締役となっています。加藤登紀子さんのライブや、文化サロン、講演会、新宿歌声喫茶「ともしび」の再現など様々なイベントが定期的に行われています。
【名前の由来】・・レストランを創業した年がちょうど、京都市とキエフ(ウクライナの首都)が姉妹都市(1971.9.7)となった年だったことによるそうです。
●キエフ友好記念碑
写真は京都市役所前にある、姉妹都市30周年・ウクライナ独立10周年を記念して、2001年9月キエフから贈られた大理石の記念碑。この記念碑は聖ミカエル寺院のミカエル像や、聖ソフィア寺院などの彫刻が施されています。
●キエフは、幅の広いドニエプル川が南北に流れ、夏は人々が水浴したり遊覧を楽しみます。写真はかつてロシア旅行で撮影した、11C建造の聖ソフィア寺院です。
●レストラン・キエフは洛東ビルの6階にあります
●エントランスのマトリョーシカの人形がかわいらしい ●清潔感あふれる客席
●客席から鴨川や四条大橋が眺められます
●ステージつきのフロア・・グランドピアノにはマトリョーシカや蘭の花が飾られています。この加藤登紀子さん愛用のピアノは、素人の発表会にも1万円で貸し出してくれます。マイクやスタンド・音響機器・スポットライトは無料で貸してくれます。ロシア料理を楽しみながら音楽会・・というのも楽しそうです。
●店内には、「モスクワ郊外の夕べ」・「赤いサラファン」などのロシア民謡や、「恋のバカンス」(ロシア語)が流れています。
●ボルシチ・・ウクライナ地方のスープ、ボールシュチュから由来。世界三大スープの一つ。紅汁は野菜のテーブルビートの色素による。キャベツ、じゃがいも、タマネギetc・・と野菜の組み合わせは何種でも。生クリームを乳酸発酵させたサワークリーム(スメタナ)もスープに合う。
●ピロシキ・・生地がしっかりしていて油で揚げられているる。具材は味付けしたひき肉を使用。カレーパンとは違う。
●カブスサラダ・・キャベツに酢の味が効いている。
●クリビィ・・マッシュルームのクリーム壺焼き・・あらかじめ加熱した食材をクリームスープと共に壺に入れ、パン生地でふたをしてオーブンで焼いたもの。焼き上がったパンとクリームがおいしい。
●美しいナタリーさん・・こころよく撮影に応じてもらえました。ナタリーさんは日本語が堪能で、ハバロフスクより9年前に来日。ハバロフスクはウラジオストックと共に、日本から比較的近い位置にあります。
●ロシアンティー・・温かい紅茶にバラの花のジャムを溶かして飲みます。花びらが茶に拡散します。ジャムはウクライナの美しい工芸品にたっぷり入っています。ロシアではコーヒーよりも紅茶が一般的に飲まれていますが、ジャムを入れては飲まれていないようです。
●コース料理、パーティ料理も豊富です・・ケタ(サーモンのオイル漬け)、牛フィレ肉やラム肉の串焼き料理、ビーフストロガノフetc・・。
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