二条苑・・高瀬川源流庭園
元、山縣有明別邸（第二無鄰菴）２０１２．５
京都市中京区木屋町通り二条下る東生洲町４８４−６
京都市役所の東北・高瀬川源流の地に、がんこ寿司が経営する二条苑があります。二条苑は高瀬川開削を行った角倉了以の別邸があった場所です。慶長１６年、今から４００年前、角倉了以によって造られた庭園は、その後、明治の山縣有明の別邸・第二無鄰菴（むりんあん）となりました。第一無鄰菴は、左京区南禅寺にあります。その後、所有者が代わり、今日に至っています。
●高瀬川上流
■二条苑入り口・・山縣有明第二無鄰菴の碑
●節句の飾り ●窓から見える新緑がまぶしい
●欄干・・明治時代、能舞台として使われていた名残 ●吹き寄せ ●造り
●とうふ ●吸い物 ●鮎のやきもの
●天ぷら、寿司 ●豆乳チーズケーキ、珈琲など
●千支燈籠 ●たがそでのつくばい・・着物の袖に似たつくばい ●食事をいただく部屋
●茶室・・秀吉が好んだ金の茶室と同じ形式。中板三畳、にじり口ではなく貴賓口を使用
●化け燈籠・・自然石を組み合わせている
●吾妻屋風燈籠・・御影石を使った日本一大きい燈籠 ●吉野石の橋
●一枚岩の滝
都心の一角にこのような、清流の涼しげな庭園があるのは驚きです。料理の価格は１０００円からで、気軽に景色と料理を楽しむことができます。川床料理も５月〜９月までおこなわれています。懐石・慶弔料理も扱っています。