展覧会報告 (2005.7〜) トップページに戻る 目次に戻る
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NO3 (2005.8.16)
「京都国立博物館 常設展(洛中洛外図など)」
フレンチ・ルネサンス様式の博物館は、明治半ばに建てられました。本館は主に特別展に使われています。レンガ造りの建物は重要文化財になっています。
●京都博に訪れるのは、2002年の『雪舟展』以来、3年ぶりです!
●博物館前は和洋(わよう)折衷だったワヨー!
特別展は『龍馬の翔けた時代』(写真)でした。私は常設展を見ました。金工や彫刻、染色、書画、骨董などが展示されていて、季節によって展示も変えているようです。夏なので、夏の着物など涼しげな小袖が展示されていました。私は絵画鑑賞が好きなので屏風絵の鑑賞をしました。
●襖絵・屏風絵について・・16C後半〜19C前半にかけて制作された
@豪華で装飾性が高い・・・桃山時代に社寺や殿舎の建築にともない、装飾品としての需要が増した
A調度品の機能を持っていて、どちらも建築空間を自由に移動・持ち運びができる
B江戸時代、文人画派の池大雅や写生画派の円山応挙によって、大画面の絵画が精力的に制作された
●洛中洛外図・・常設コーナーの屏風祭りの部屋にありました
桃山時代と江戸時代に描かれた屏風絵の「洛中洛外図」がありました。
【特徴】
@京都を高見から見下ろしたように描かれています
A雲は金色で塗られていて、黄金の雲になっています
B距離が自由自在。季節も自由自在
C町中の様子の他に、二条城の様子が描かれた屏風もありました
D添景(季節の絵画を添える)が必ずあります・・祇園祭りなど
●平成の洛中洛外図・・展示されていませんが、平山郁夫さんが、最近大画面の洛中洛外図を完成されたようです。洛中洛外図には必ず、季節の風物詩(添景)の絵画も添えられています。祇園祭など10点が描かれているようです。
◆◆◆噴水がきれいでした
◆◆◆西洋の建物や西洋の彫刻の中に、和風の十三重石塔もあり美しい
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