紫式部の部屋74           

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『源氏物語』「賢木」・・平安宮朝堂院大極殿跡

上京区千本通丸太町上る・内野児童公園内  2012.10

平安宮の正門の朱雀門を入ると応天門を持つ朝堂院があり、この正殿が大極殿である。屋根は緑釉瓦で縁取られ、大棟には一対の鴟尾がのる平安宮最大の建物である。母屋中央には玉座の高御座(たかみくら)が置かれていた。

大極殿は1177年の大火後は再建されず、大極殿での儀式は内裏の紫宸殿へ移った。朝堂院の西には饗宴施設である豊楽(ぶらく)院、北東には天皇の居所である内裏がある。















■『源氏物語』「賢木」とのゆかり

斎宮が伊勢下向に際して、大極殿において天皇から「別れの御櫛(おぐし)」を額に挿してもらうが、『源氏物語』「賢木」でも朱雀帝が斎宮(後の秋好中宮)に別れの御櫛を挿す描写がある。



























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