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映画『源氏物語』 ー千年の謎ー  2011.12

紫式部の「源氏物語」は11世紀の初めに書かれた全編五十四帖からなる長編小説です。この映画は紫式部がなぜこのような長編小説に挑んだのか、それを駆り立てた動機、原動力の謎に迫るテーマが盛り込まれていました。

★★★感想★★★

★生田斗真さん演じる光源氏の雅楽舞「青海波(せいがいは)」が大変美しかったです。上品で凛としていて憂いを帯びていて、光源氏のイメージにぴったりでした。この雅楽舞の衣装が1000万円というのですから値段も迫力があります。舞も衣装も芸術作品です。

(写真;イメージ・・京都御所・・承明門と紫宸殿)

★中谷美紀さん演じる紫式部が落ち着いていて知的な雰囲気が漂っていました。

★東儀秀樹さん演じる一条天皇が自ら笙(しょう・・ふえ)を演奏し、雅楽が奏でられる演出も素晴らしかったです。

★田中麗奈さん演じる六条御息所(ろくじょうのみやすどころ)の生霊(いきりょう)の演技が迫力がありました。

★窪塚洋介さん演じる安倍晴明の呪文が個性的でユニークでした。

★それぞれの役者さんの演技も素晴らしいことに加え、衣装も原色を避けた落ち着いた色彩で、優雅で上品で豪華な仕上がりになっていました。

★調度品や背景、セットの豪華さにも驚きます。藤原道長の土御門邸(つちみかどてい・・御所)だけで2億円が投じられたそうです。

★随所に素晴らしいロケ地が映り、贅の限りを尽くした芸術作品となっています。平安宮跡の朱雀門や、平安神宮、下鴨神社、石山寺、日吉大社・・と多くの文化財が登場します。見覚えのある風景が出るのも楽しみのひとつです。

☆★源氏物語の映画は見所満載で、華麗な平安絵巻に酔いしれることができました。★☆

●京都御所・紫宸殿  ●京都御所・雅楽人形  ●平安神宮東神苑・泰平閣












●平城宮跡・朱雀門(奈良市)  ●石山寺(大津市)  ●日吉大社・大宮川(大津市)












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