紫式部の部屋25.

           

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★風俗博物館L 2008.10.8

京都市下京区新花屋町通堀川東入る・井筒ビル5階 (写真左;光源氏)

★「源氏物語千年紀」に因む・・・御冊子(みぞうし)つくり・・『源氏物語』ができるまで

『紫式部日記』より・・実話


【今回は、「源氏物語千年紀」を盛り込んだ展示がされています。紫式部の『源氏物語』は、帝の外戚となった主(あるじ)・藤原道長の高い評価を得たことで、宮廷で華々しくもてはやされ、一千年の時空(とき)を越え、人々に読まれている。】


●藤原道長 ●中宮彰子 ●紫式部

道長の娘、中宮彰子は土御門邸(つちみかどやしき)に宿下がりして、御子(みこ・・後の後一条帝)を出産した。数々のお祝いの行事がとり行われ、夫の一条帝の待つ内裏へ還御(かんぎょ)する日が近づいていた。彰子は内裏へのお土産の一つとして、紫式部に御冊子(みぞうし)作りを命じた。紫式部は、さっそく色とりどりの優れた紙を選び、自分の書いた『源氏物語』の原本に、選んだ紙を添えて、あちらこちらに書写の依頼をした。












●御料紙・硯・墨・筆 ●中宮彰子 ●藤原道長

彰子は父・道長から譲り受けた上等な紙や硯・筆を紫式部に与えた。道長は紫式部に硯が渡って少し悔しがる。













『源氏物語』「蛍」より・・冊子作り

●色とりどりの紙を切る女房













●料紙に紙を継ぐ(貼る)女房  ●できあがった料紙を選び、『源氏物語』を書き写す女房












●粘葉装(でっちょうそう)する女房

紙を1枚ずつ二つ折りにして、折り目の方をのり付けして貼り合わし、綴じていく方法。このようにして『源氏物語』が作られた。

















★その他の展示・・少女と双六をする女房・・傍らに唐菓子がある












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