紫式部の部屋23.

           

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★風俗博物館J 2008.10.8
京都市下京区新花屋町通堀川東入る・井筒ビル5階


★六條院移徒(わたまし)・・・

六條院への引っ越し、『源氏物語』「少女(をとめ)」より


移徒(わたまし)とは住居を変えることをいう。35才の光源氏(太政大臣)は8月の彼岸の頃、慣れ親しんだ二條院を離れ、新しく完成した六條院へ移った。

●引っ越しの牛車が次々と六條院へ到着する













●牛車は15両を連ねる。1両の定員は4人とされた。●牛車から降りる紫の上
















●糸毛車(いとげのくるま)
絹のより糸で屋形のの外部を覆い飾り、金銀のか文(かもん)を散らして装飾した牛車

●糸毛車より降りる明石の姫君

















●明石の姫君・・「冬の御殿(おとど)・・西北の町」に住む

●光源氏(35才)と紫の上(27才)は「春の御殿(おとど)・・東南の町」に住む

















■移徒(わたまし・・引っ越し)の儀式・・新居の安全を祈る儀式

●牛車を先導した人払いの殿上人・・(前駆・ぜんく)

●新居には、初めに水と火を捧げ持つ童女が入る

●水を捧げる童女は御厨子所(みづしどころ)へ入る

















●火を捧げる童女は、灯籠・燈台に火を灯す。

●2番目に入る列は、黄牛(あめうし)を引く童女と陰陽師。第5番目に入るのが家長の光源氏。

















●黄牛(あめうし)は飴色の高級牛で、場所を動かすことを忌む土公神(どくじん)を抑制するとされている・・・引っ越しを邪魔されないようにするという信仰による。












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