紫式部の部屋20.

           

トップページに戻る

紫式部の目次に戻る


★風俗博物館I 2008.4.13
京都市下京区新花屋町通堀川東入る・井筒ビル5階
寺町通


◆女房の日常・・菖蒲枕


●偏つぎ・・漢字の旁(つくり)に偏をつけて文字を完成させる遊び 

●碁・・碁盤に白黒の碁石をおいて地を囲み、地を広くした者が勝ちとなる













●平安時代の猫は中国から輸入した高級の舶来の「唐猫・からねこ」。網をかけて室内で猫を飼っていた。

●菖蒲枕で休む女房・・5月5日の端午の節句の前日の4日の夜、菖蒲を枕の下に敷いて寝ると邪気が払われるという風習があった。















◆端午の節句「蛍」より


●薬玉(くすだま)

現在はのこっていないが、五月の端午の節句に青・赤・黄・白・黒の五色の糸を使った薬玉を贈る習慣があった。この五色は何事にも打ち勝ち邪気を払うとされていた。母屋の柱につるしたり、女房の肘・ひじにかけられていた。(写真)

●菖蒲の根合(ねあわせ)

薬玉を身につけた女房の前に菖蒲が置かれている。当時は菖蒲の根の長さや根の美しさを競う根合わせが行われていた。

●光源氏

源氏36才の夏、端午の節句を迎えた六條院にはたくさんの薬玉が届けられていた。源氏はかつて思いを寄せていた夕顔の忘れ形見の玉鬘(たまかづら)の様子を見に来る。源氏は養父という立場を忘れ、玉鬘(たまかづら)に思いを寄せる。















●庭の橘と女童 ●中央が夏の直衣(のうし)姿の玉鬘(たまかづら)

玉鬘(たまかづら)の元には様々な薬玉が届けられた。中でも有力な求婚者のひとりである蛍兵部卿宮より華やかな薬玉と、立派な菖蒲の白い根に結びつけられた懸想文が
届けられた。源氏は玉鬘(たまかづら)に蛍兵部卿宮に返事を書くように言い残し、複雑な思いでその場を去ります。













トップページに戻る

紫式部の目次に戻る

SEO [PR] おまとめローン 冷え性対策 坂本龍馬 動画掲示板 レンタルサーバー SEO