紫式部の部屋18.

           

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★風俗博物館G 2008.4.13
京都市下京区新花屋町通堀川東入る・井筒ビル5階
寺町通


平安朝の新春行事臨時客『源氏物語』
「初音」より

臨時客・・一月二日〜四日の正月に摂政・関白・大臣家に於いて、親王・公卿以下を饗応すること。この臨時客は招待した客ではないので、人望ある者に次々人が参集することにより、主の人望の厚さを垣間見ることができる。

●奥が源氏、手前は夕霧、その左横が柏木 ●禄を受け取る殿上人 












●禄を受け取る公卿 

●紫の上
・・小袿姿(こうちきすがた)・・高貴な女君の褻(け)の装束で、略礼装にあたる













◇平安朝の年中行事 十五日粥(じゅうごにちかゆ)

十五日粥とは、一年中の邪気を払うために正月十五日に、「米・粟・きび・ひえ・みの・ごま・小豆」の七種類の穀類を使った粥で「七種粥(ななくさがゆ)」ともいわれています。
姫君と婿殿の後ろには「粥杖(かゆつえ)」を持った宮廷女房がいます。粥杖で子どものいない女性の尻をたたくと子宝に恵まれる、男性の尻をたたくとその人の子を宿すといって、粥杖を持って互いの隙をねらって打ち合い戯れるという遊びがありました。鞭だと大変でしたね。
















●粥杖・・神聖な火を起こした薪の燃え残りの木を削って作ります。女房たちは粥杖を潜ませて相手を狙います。
●姫君と婿殿の前には十五日粥がおかれています












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