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紫式部の部屋5

『源氏物語・宇治十帖』の地

(十)夢の浮き橋

宇治市宇治橋西詰 
 2007.3

(写真;源氏物語ミュージアム・燈籠)

紫式部の「源氏物語」は11世紀の初めに書かれた全編五十四帖からなる長編小説です。
最後の十帖は宇治を舞台にしている事から、通称「宇治十帖」と呼ばれています。そのゆかりの古跡が宇治橋を中心とした宇治川の両岸に10ヶ所点在しています。

●紫式部の石像・・宇治橋の近くにあります

























★宇治十帖(十)・・「夢の浮橋(うきはし)」の古蹟・・紫式部像の手前にあります















「薫君は、小野の里にいるのが、浮舟であることを聞き、涙にくれる。そして僧都にそこへの案内を頼んだ。僧都は、今は出家の身である浮舟の立場を思い、佛罰を恐れて受け入れなかったが、薫君が道心(どうしん)厚い人柄であることを思い、浮舟に消息を書いた。薫君は浮舟の弟の小君(こぎみ)に、自分の文も添えて持って行かせた。浮舟は、なつかしい弟の姿を覗き見て、肉親の情をかきたてられ母を思うが、心強く、会おうともせず、薫君の文も受け取らなかった。小君は姉の非情を恨みながら、仕方なく京へ帰って行った。薫君はかつての自分と同じように、誰かが浮舟をあそこへかくまっているのではないかとも、疑うのだったとか。」

   
「法(のり)の師と たづぬる道を しるべにして 思はぬ山に 踏み惑うかな」

 平成十八年十月   (財)宇治市文化財愛護協会

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