★光照院門跡（常盤御所）・・室町時代創建持明院仙洞御所跡に建てられた門跡寺院
京都市上京区新町通寺之内下る安楽小路町 ２０１１．５
■延文元年（１３５６）、後伏見天皇の皇女進子内親王が得度し、室町一条北に天台・禅・律・浄土四宗兼学の道場として、光照院を創建。
応仁の乱後、持明院仙洞御所の持仏堂安楽光院があった現在地に移転したため、安楽光院とも呼ばれていた。
開山以来、代々の皇女が寺院を継ぎ、寛政元年（１７８９）に光格天皇が常盤御所の称号を与えた。その名にふさわしく、代々の宮お手植えの五葉の松が、書院の庭に茂りあっているのも類をみない美しさであるという。
●山門横の鳥居
●庫裏造りの会館
会館の他に本堂や書院もあります。書院は御所桂宮御殿を移築したものと伝わっています。
