金戒光明寺（黒谷さん）・・紅葉 左京区黒谷 ２０１０．１１
知恩院・知恩寺・清浄華院に並ぶ、浄土宗４か山の一つ。通称「くろたにさん」と呼ばれています。承安５年（１１７５）、法然が４３才で比叡山をおりて念仏道場を開いたのが始まり。
●山門
１８６０年に建てられる。釈迦如来と１６羅漢像が祀られている。天井には龍が描かれている。正面には後小松天皇の勅額が掲げられている。桜上から市内が一望できる。
●御影堂
御影堂前では新選組の法被を着た郵便局の人が年賀状を販売していました。堂内には文殊菩薩像、法然上人座像、遣唐使・吉備真備を難から救った吉備観音が安置されています。
●大方丈
特別公開された大方丈の虎がいまにも飛び出してきそうな「虎の間」が人気でした。襖に描かれた虎が参拝者を見送ってくれるような目線がたのもしく、参拝者の人気になっていました。
●紫雲の庭
紅葉のシーズン中、大方丈東庭園が公開されていました。２０１１年が法然上人８００年大遠忌の年にあたり、記念事業として新たに整備されました。この庭は法然上人の生涯を３つの領域で表現しました。大小の石や白砂、杉苔で「幼少時代」「修業時代」「浄土開宗」を表しています。紅葉も白砂によく映えていました。
