京都・花の寺2. 

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千本釈迦堂(大報恩寺)・・おかめ桜

京都市上京区今出川通七本松上る  
  2010.4



真言宗智山派の寺。藤原秀衡の孫にあたる義空上人が、鎌倉時代の1227年に建てた寺。義空は釈迦念仏道場として、本尊に釈迦如来(重文)を安置した。千本とはこの近くの千本通りから由来する。嵯峨釈迦堂と区別するために「千本釈迦堂」と称している。この寺の近くには、三大念佛狂言で有名な「千本えんま堂」もある。















●おかめ信仰の寺・・阿亀桜

義空上人が本堂(写真左・国宝)を建てるとき、優秀な棟梁が選ばれた。その棟梁は飛騨の長井飛騨高次だった。高次は本堂の親柱4本のうち、1本を誤って短く切ってしまう。困り果てた高次に、妻のおかめが一計を案ずる。他の3本の柱も同じ長さに切りそろえて、桝組をはめて高さを調節しては・・と。高次は妻の言うとおりにして立派な本堂が完成した。しかし上棟式の前日、おかめは、「女の知恵で建てたとなると夫の名に傷がつく」として自殺してしまう。この言い伝えは大工の仲間に語り継がれ江戸時代に大工の一人が、「おかめ供養塔」を作った。供養に阿亀桜も植えられた。














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