花の寺2. 

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大覚寺・観蓮節(かんれんせつ)@・・「観蓮舟」

京都市右京区嵯峨大沢町 
  2009.7.25


■大覚寺

正式名称は、「旧嵯峨御所大覚寺門跡(もんぜき)」といい、真言宗大覚寺派の大本山で、心経写経の根本道場。
門跡寺院というのは、天皇または皇族が住職に就かれた寺院のことです。平安時代、嵯峨天皇の離宮嵯峨院が建立され、弘法大師(空海)も幾度も立ち寄られました。嵯峨天皇の皇女正子(せいし)内親王が清和天皇に上奏して大覚寺に改め、嵯峨天皇の孫にあたる恒寂法親王(ごうじゃくほっしんのう)が初代の住職に就かれました。


■観蓮節(9時から正午)

嵯峨天皇が今から約1200年前、平安時代に造られた日本最古の庭池「大沢池」に、龍頭鷁首(げきしゅ)の観蓮舟を浮かべ、舟上から古代ハス「名古曽(なこそ)」を観賞されたという故事に因む。蓮(ハス)の開花時間にあわせ、午前中に行われる。(費用は1500円)

蓮(ハス)を愛(め)でる行事は、今年でまだ2回目。大覚寺関係者をはじめ、嵯峨美大の学生・OBが10年前から、大沢池の自然保護活動を行い、蓮の生育を促進する環境整備を行ってきたそうです。


●池のほとりに立つ、古代ハス(名古曽)の看板 

●古代ハスの茎で作った散華(さんげ)・・参加者に配布される。繊維が浮き出て天然の風合いが醸し出ていて、着彩も蓮の花びらのようで美しい。

















●龍頭鷁首(げきしゅ)の観蓮舟

龍頭鷁首舟は平安貴族の船遊びによく使われていました。一艘に20人ぐらいずつ乗ります。



































●池のほとりにある「与海公飲茶送帰山一首 嵯峨天皇詠」の立て札

これは嵯峨天皇が高野山に帰る空海との別れを惜しんで詠んだとされている漢詩













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