京都の祭り (2006.4〜) トップページに戻る  目次に戻る

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NO87 (2009.3.29)  

京都市中京区堀川二条橋河床

堀川・通水桜まつり
@・・通水式典



◆堀川の歴史

長年にわたり渇水状態だった堀川に、川の水がよみがえった。堀川の歴史は1200年前に遡る。堀川は平安京造営に際して、北山から木材を運搬する運河として造られた。運河以外に、堀川院や冷泉院の庭園の源となった。室町以降は貯木場として栄えるほどの水量があった。また近年においては農業用水や友禅染など伝統産業にも利用されてきた。堀川は長年人々の暮らしと結びついて生活に欠かせない川とされてきた。

しかし、堀川はたびたび氾濫を繰り返し、昭和に入ってからも大水害が勃発し、生活汚水に悩まされてきた。こういった現況は第二次世界大戦が終わるまで続いた。戦後の土木技術が発展し、川の氾濫を食い止める新しい機能を持った堀川になった。治水対策が万全にとられたが今日まで渇水状態も続いてきた。


◆転機・・堀川を美しく・・堀川に清流を戻したいという願い

1985年、堀川ライオンズクラブの呼びかけで「堀川と堀川を美しくする会」が発足。会は桜の植樹や桜まつり、水辺をきれいにするイベントを開き、精力的に活動をしてきた。1997年、同会は「堀川の整備に関する要望書」を京都市に提出。京都市も治水・利水へちょうど模索をしていた時期だった。整備の具体策が煮つまり2004年に着工。竣工まで5年かかり今日を迎えた。

◆多機能の川に・・利水・治水・防災

川に水が戻り、人々の憩いの水辺となった。高度の土木技術の進展で、治水策も万全、災害時にも対応できる機能を持つ川となって生まれ変わった。

●式典開始前のステージ ●桜と消防音楽隊のコスチュームが美しい












●式典会場から堀川通りを挟んで向かいの二条城












●式典は京都国際ホテル前の二条橋河床で行われた。周辺にはほんのわずかの桜が咲いていた。












●河床のようす ●名店街のテントも設置されている
















●式典が京都市消防音楽隊の演奏で始まる。門川市長による挨拶をはじめ、来賓の祝辞が1時間に渡って行われる。滋賀県からのお祝いのメッセージも披露された。過去の歴史の中で琵琶湖疎水の分配をめぐって滋賀VS京都・大阪と意見が対立した時期もあったが、互いに連携していきましょうといった応援の内容でした。
















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