●嵐山の観光地に位置する足利尊氏創建の寺臨済宗天竜寺派の大本山。後嵯峨上皇が営んだ亀山殿の地に、足利尊氏が後醍醐天皇の菩提を弔うため勅願寺として創立。暦応２年１３３９、夢窓疎石を迎えて開山。至徳３年１３８６に五山の第一位に列せられおおいに隆盛。１５世紀前半に最盛期を迎えた。その後足利将軍家の衰退にともない寺領が疲弊。応仁年間に焼失した。秀吉の寄進や江戸幕府の保護を受け復興したが、明治維新の戦乱で再び焼失。明治以降、諸堂が再建された。夢窓疎石作庭の庭は日本で初めて国の史跡・特別名勝に指定された。寺宝や重要文化財も多い。
●方丈の入り口と、入り口付近の「石と苔と白砂」 ●境内から嵐山も見えます
●雨の三門と参道
●袴腰の鐘楼 ●法堂では加山又造画伯による雲龍図が公開されていました
