ＮＯ６３．岩倉実相院②・・紅葉２．・・逆「床もみじ」 京都市左京区岩倉上蔵町 ２００８．１１．２９
★展示されていた「実相院日記」
門跡寺院だったので天皇家に関する書物も数多く残っています。例えば日記には、皇女・和宮が江戸に降嫁したときの様子も記されています。京都から江戸へ向かう道中で、金子（きんす）をめぐって騒動を起こした者のことが書かれていました。そのほかにも様々な記述があります。諸々の日記はガラスケースに入れられ展示されていました。
●客殿
●客殿と書院の前にある池泉式回遊庭園
●書院・・建物を支える角柱もあります。
●逆「床もみじ」
書院・滝ノ間から見える紅葉と、漆で磨かれた床に映る紅葉は「床紅葉」といわれ、当寺院の名物となっています。新緑の季節は、「床みどり」と呼ばれています。撮影禁止なので、逆の角度から撮りました。黒塗りの床に紅葉の色が映ります。
●枯山水の蹴鞠の庭・・比叡山が望めます
