花の寺 (2007.8月〜)

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NO7.東寺(教王護国寺)@・・コスモス 京都市南区九条町1 

2007.10.17UP


真言宗の総本山で、世界遺産。延暦15年(796)、桓武天皇は平安京遷都とともに、平安京正門の羅城門をはさんで東に東寺、西に西寺(さいじ)を創建されました。この二つの寺は「平安京の左京と右京を鎮護する・国家鎮護」の意味で建てられました。(右京の西寺は早くに衰退し今では西寺跡の碑だけが建っているようです)

東寺は「教王護国寺」とも呼ばれ、「王を教え導く」「国家鎮護」という意味合いがあります。弘仁14年(822)嵯峨天皇は、この官立の寺を空海(弘法大師)に下賜され、真言宗の根本道場となりました。弘法大師に対する庶民の信仰心も厚く、毎月21日の弘法大師の命日には「弘法さん」と呼ばれる市が開かれ、大勢の人でにぎわっています。


●東大門(鎌倉時代・重文)

大宮通りに面する不開門(開けずの門)で出入りできない。新田義貞が東寺を攻めたとき、足利尊氏はこの門を開けずに寺を守ったそうだ。門の前には「教王護国寺境内」の碑がある。

●慶賀門(鎌倉時代・重文)

大宮通りに面する。南大門とこの門が出入りできます。門の入り口には秋期特別展の案内が掲げられています。

















●五重塔(江戸時代・国宝)とコスモス

寛永年間に徳川家光の命により再建されたもの。57mで日本一の高さを誇る。

















●講堂(室町時代・重文)・・花は無いが非常に美しい

立体曼荼羅をはじめ、多数の国宝や重文の仏像が安置されている。渋みのある朱塗りと白壁の建物と木々の緑、芝生の緑のハーモニーが大変美しい。まるで日本画を見ているような絵の世界に思わず引き込まれる。













●講堂のつづき(写真;左) 

●金堂(桃山時代・国宝)

本尊の藥師三尊像を祀る。国宝にふさわしい重厚さが伝わってくる建物です。













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